ドラッグストア勢力図(企業別)

こんだけカラフルでもある程度はまとまっている

目次

ドラッグストアの戦略パターン

タラコ氏のものをほぼパク拝借。

  解説(タラコ氏によるものは『タ』と表記)
(当サイトによる補足は青字で表記)
主なドラッグストア
地元型 ある地方にしか(ほぼ)存在しないが地元での勢力は圧倒的。
力をつけるとそのうち、他地域に勢力を延ばす「植民地型」になると考えられる。『タ』
  • 薬王堂(東北)
  • ゲンキー(北陸・東海西部)
  • サツドラ(北海道)
  • セキ(埼玉)
隣接侵食型 地元型と植民地型の中間で、隣接する地方への侵食度が高い。
  • コスモス薬品(多くは中国以西、但し現状は植民地型にも近いか?)
  • 中部薬品(東海・北陸・東近畿)
  • カワチ薬品(東北・北関東)
植民地型 一つの地域で大きな勢力を保ちつつ、全く別の地域に侵略の手を延ばす。
侵略先の地域は、大都市ではなく地方が多い。『タ』
中堅チェーンの買収や経営統合で「植民地」を作っているツルハ、ナチュラルは「保護領型」と言ってもいいかもしれない。
  • ツルハ(北海道が地盤→東海・西日本)
  • クスリのアオキ(北陸が地盤→北関東・岐阜)
  • ナチュラルHD(ドラッグストアモリ/ザグザグ、九州地盤→岡山)
都市型 大都市とその周辺地域をねらって出店する。
都市に集まる若者にターゲットを絞った戦略か?『タ』
当サイトではわかりやすいよう、8都府県(関東1都3県、愛知、京阪神)の店舗比率を併記。
  • マツモトキヨシ(8都府県に59.3%、但し関東→長野・九州の植民地型も入る)
  • スギ薬局(8都府県に79.4%、東海地盤→関東・関西進出の植民地型の色も見せる)
  • クリエイトSD(南関東・東海)
  • ココカラファイン(8都府県に61.8%)
  • キリン堂(8都府県に72.4%)
都市地元型 ある大都市を拠点に出店する。
「地元型」に似ているが、その地域を牛耳っているという感じではない。『タ』
こちらも8都府県(関東1都3県、愛知、京阪神)の店舗比率を併記。
  • コクミンドラッグ (82.8%)
  • トモズ(97.2%)
  • ヒグチ産業(98.4%)
  • ダイコクドラッグ(85.4%)
  • その他、地場系ドラッグストア
ばらまき型 都市だろうが、地方だろうが、お構いなしに店を出す。
多くの地方でたまに見かける。『タ』
  • 富士薬品(関東に多め)
  • サンドラッグ(関東に多め)
ゲリラ型 ある地域にまとめてたくさん店を出す。
都市や地方を問わない。ゲリラ的だ。全国あちこちに出没。『タ』
全く別の拠点を持つ企業同士が合併した場合、これが顕著に出ることもある
  • ウエルシア(関東関西のチェーンに加え、地場系のCFS、高田薬局などを次々と合併したため)

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