京都府ドラッグストア勢力図


ちょっとずつハッチがうまくなってきた気がする。

※一番最初、1980年のデータを2003年のものと間違えてしまって申し訳ない。道理で木津町が2000人/店とか出てくるわけだ。勘違いデータはこちら

目次

概要

レギュレーション

ドラッグストア勢力図にて岐阜県に店舗が存在した、

  1. ウエルシア
  2. 富士薬品(ユタカファーマシー/太陽堂)
  3. スギHD
  4. ココカラファイン
  5. キリン堂
  6. マツモトキヨシ
  7. コスモス薬品
  8. サンドラッグ
  9. ゴダイ
  10. ダイコク

の10社を対象とする。以上が10店以上を展開している企業だが、これ以外にも数社存在する。

結果

ファイル(drug2.xlsx)の「京都府ドラッグストア勢力図」項目を参照。ここを見るだけならマクロ不要なので無効でも可。

京都市、南山城、両丹(丹波・丹後)で大きく分かれる。

まず京都市。都市型のマツモトキヨシ、サンドラッグ、ダイコク、コクミンドラッグらを筆頭に、ウエルシアやスギ、ココカラファインなども林立し、京都の中心部にあたる中京区は2715.37人/店というコンビニ並みの激戦区となっている。これはかねてからのインバウンド・爆買い需要を見越してのものだと思われる。
一方、郊外になると通常通りの競合度となるため、京都市全体(旧京北町含む)の1店舗当たり人口は7263.40人/店と県平均並み。この中では唯一スギ薬局のみが全区を網羅している。

次いで南山城。5店舗しかなくその他に追いやられたクスリのアオキが2町で単独出店している。富士薬品(ユタカ)が主要都市を抑えているが、特筆すべきは木津町(現木津川市)への一極集中であろう。人口33000人ほどの地域に8店舗が集中するため、4210.38人/店と全国屈指の激戦区となっている。もっとも、周辺の加茂町や山城町、以東の3町1村には1店舗も存在せず、これらの町村の人口を足すと70106人となるため、これを8で割ると9000人弱くらいにはなるのだが。

最後に丹波・丹後。丹波南部については、亀岡市・園部町を除いて完全な空白地帯となっている。鉄道で園部を出ると、薬局やそれ相当の小規模店舗はあるにしても、綾部までドラッグストアは存在しない。県道9号で下ると、須知(旧丹波町)に辛うじて三紘堂という個人営業と思われる店舗が存在するくらいで、他は空白地帯だ。
交通の要衝・福知山も木津パターンで、周辺3町には店舗が存在しない。なお、旧福知山市内でも石原(いさ)など他の市街には店舗があるので、一極集中というわけでもなさそうだ。
京都県北で最大の都市である舞鶴市には今年(2020年)富士薬品グループに入った太陽堂の地盤だ。同市のドラッグストア11店舗中6店舗が太陽堂だ。

丹後地区は、兵庫県姫路市に本社を置き、但馬地区にも勢力を持っているゴダイドラッグの地盤である。峰山町に2店舗を展開するほかは1店舗ずつであるが、野田川一極集中の傾向がある与謝郡域においても他2町に店舗を展開するなど、健闘しているチェーンであるといえよう。

店舗別人口

※以下、人口は2000年のものをベースとしており、実態にはズレが生じている可能性があります。

未進出町村(旧市町村ベース)

2000年時点の人口の多さ順。

南山城(相楽郡)一帯は木津一極集中が見られる。これは鉄道が全て木津町に集中していること、木津と奈良市が隣接しており奈良市が狙えること、周辺住民にとっても木津になければ奈良に行けばよく、食料品店の需要すら薄いのかもしれない。木津町は2015年現在の人口増加著しく、加茂町・山城町もピークには到達したものの2000年と比較して横ばいではある。

順位 名前 人口(2003) 人口(直近) 考えられる理由
1 加茂町 16004 16019 木津の商圏
2 八木町 9391 7132
(2020.8)
3 山城町 9122 9021 木津の商圏
4 井手町 9102 7507
(2020.6)
5 丹波町 8690 5316
(2015.10)

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