合併if

目次

Case1.スギ薬局×ココカラファイン


ともに「調剤が強いドラッグストア」であったココカラファインがスギ薬局との合併を選んでいた場合、東京・京都・高知で逆転し、旧ジャパンの店舗も合わせて関西での地盤を磐石にしていた。また関東1都6県で1位のドラックストアがすべて違う面白い展開にもなっていた(マルエとウエルシアの提携前の段階)。

Case2.ツルハ×クスリのアオキ


同じ「食品系ドラッグストア」であるツルハとクスリのアオキが合併した場合、店舗数でマツココを再び追い抜かし、またアオキがツルハの未進出県を全てカバーしているため、マツキヨに次いで47都道府県店舗網を達成することになる。但し、商圏がほとんど被っていないため、アオキの部分がツルハに変わるだけで勢力図の趨勢には影響がなさそう。

Case3.中京大連合


「食品系ドラッグストア」でなおかつ「北陸系」のクスリのアオキとゲンキーが合併した場合。趨勢には大きな影響がないが、日本屈指の激戦区である岐阜県のゲンキーアオキの店舗数が181店舗に達し、Vドラッグをさらに突き放すことになる。
Vドラッグをも巻き込めば、1000店舗クラブ入りも果たし、スギ薬局との対決も視野に入る。

CaseX.中堅大再編

考えられうる中堅同士の合併をやってみた結果。でもあんまり劇的な変化というのはないかも。もちろん、合併による店舗数整理とか規模拡大による小規模チェーンの閉店とかは起きると思うけど。

CaseZ.ツルハ+ウエルシア合併

最後に、ウルトラCのツルハ+ウエルシアの合併で締めくくろう。

東北どころか北関東をも市中に収めてしまった。やはり強いぞツルハ。
しかし、岩手県の薬王堂、埼玉・滋賀の富士薬品はそれでもしぶとく生き残る。おそらくだが、両社は独立独歩を歩み続けるものだと思われる。

しかしこの両者。同じハピコムグループでこそあるが仲が悪いとのこと。親会社のイオンの御威光、もといご意向で再編を余儀なくされる日は来るのだろうか。

後だが、マツキヨはココカラファイン以外との合併を反映していないが、サンドラッグやキリン堂などの都市型ドラッグストアを巻き込む可能性もあるかもしれない。また、異業種や異形態との合併だってあり得るかもしれない。今後に期待。

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