ここではReitan Group、並びにその運営する3ブランドをまとめて解説する。
ノルウェーに本社を置く流通企業。創業者オッド・レイタン（Odd Reitan）の父が1972年に始めた小売店に源流を発する。その後、1979年にはトロンハイムに6店舗を展開。同時期にレイタンの父がヨーロッパで低価格のフランチャイズを学び、REMA 1000の展開を始める。2001年には「Narvesen」を展開するNarvesen ASAを買収、一度はオスロ証券取引所に上場するがレイタン家によるMBOで2006年に廃止される。
以下3ブランドのほかに、REMA1000（1000の商品を販売することから名付けられた）を868店舗、7-Elevenのスウェーデン部門を187店舗、ガソリンスタンドのHydroTexaco（セブンイレブンに転換中）、Easy24、Spaceworldを展開する。
下記3ブランド、及びセブンイレブンは子会社「レイタン・コンビニエンス（Reitan Convenience）」によって運営されている。
1894年にヨハン・ベルトランド・ナルヴェセン（Johan Bertrand Narvesen、1860-1939）が始めたことに因む。
ノルウェーで370店、ラトビアで249店、リトアニアで260店を展開。
正式名称は「R-kioski Oy」（2011年に改名）。1910年に設立。Rという文字は「Railways Bookstore」（鉄道内の書店？）という意味に因む。
2012年5月5日に、ReitanがSanomaから1億3000万ユーロで買収。
フィンランドに560店舗、エストニアに107店舗を展開。
スウェーデンのコンビニエンスストア。1899年にスウェーデン電報庁（Svenska Telegrambyrån）がスウェーデン鉄道庁から新聞の販売を依頼される。1903年にNils Lindmarkによって創業される。2018年には瑞セブンイレブンと提携。
スウェーデンに320店舗を展開。ちなみに「byrån」とはオフィスのことらしい。
全世界で2000店舗以上を展開。