韓国コンビニエンスストア勢力図
(한국 편의점 판도)

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(5/10)365plus、C SPACEを追加。Story wayは路線別店舗数のみしかわからないため除外。

目次

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概要


都市部のGS25、郊外のCU(境界線修復が完了。画像出元はhttps://commons.wikimedia.org/wiki/File:Provinces_of_South_Korea.svg(User:Ksiom、CC BY-SA 3.0 非移植)です。この画像の転用(白地図化含む)についてはは同ライセンスで利用可能とします。)

店舗数

店舗数 CU GS25 7-eleven emart24 ministop 365PLUS C-Space 7社総計
全土  14046 13908 9932 4875 2611 240 242 45854
京畿道 3516 3613 2612 1319 681 124 62 11927
ソウル特別市 2566 2982 1881 740 400 71 38 8678
慶尚南道 1044 939 556 347 125 0 13 3024
釜山広域市 825 790 488 305 122 1 26 2557
仁川広域市 719 721 552 312 96 29 19 2448
忠清南道 715 665 478 329 157 8 9 2361
慶尚北道 706 641 485 197 90 0 17 2136
江原道 688 523 412 195 114 0 5 1937
大邱広域市 434 493 458 262 51 1 24 1723
忠清北道 553 443 377 145 75 0 7 1600
全羅北道 415 410 293 126 152 0 4 1400
全羅南道 350 324 270 101 234 0 0 1279
大田広域市 340 382 284 153 63 4 13 1239
光州広域市 302 266 265 161 169 0 0 1163
済州特別自治道 506 341 293 0 0 0 0 1140
蔚山広域市 289 306 165 136 69 0 0 965
世宗特別自治市 78 69 63 47 13 2 5 277

傾向

5社の総店舗数は45372店。これを人口5500万人で割ると、1212人/店と日本(約2225人/店、2019年)や台湾(約2211人/店)どころか、コンビニ運営の基準と俗に言われる「2200人/店」や、宮内・大城:2018で言及されている東京都のコンビニ密度を基準とした「1753人/店」をも大きく下回り、世界最大のコンビニ激戦区となっている。

全般的にCUは郊外部、GS25が都市部という区分けか。人口が集中する1道5市でGS25がCUの店舗数を上回る。それ以外の3市8道ではCUのほうが強い。しかし、店舗数は138店舗差にまで詰められており、逆転も時間の問題か。

3位のセブンイレブンは意外としぶとくどこの自治体でもそれなりの店舗を有する。

4位のイーマートは、しいて傾向を挙げるとしたら地方の中心都市で割と強い。

5位のミニストップは全州・光州で強い。韓国国内での全慶対立もある中で、全州は日本との関係がやや強いという一面もあるにはあるだろう。

6位のC-SPACE(表の順番では逆だがC-SPACEのほうが店舗数が多い)は済州を除く比較的全土に分布。7位の365PLUSはソウル・仁川・京畿道に一極集中で、郊外にはほとんど店舗を展開しない。

全道・市で上位3社がベスト3を独占する(大邱のセブンイレブン2位を除けば2強がベスト2を独占)。4位は慶州ら南東部や京畿道でイーマート24が、全州及び光州市でミニストップが4位となる。済州島には両社とも進出しておらず、大手3社のみとなっている。

企業別店舗分布

企業別店舗分布であるが、5社とも京畿道、ソウルの順に多いのは同じである。どの企業も両地区で4割強を占める。これは韓国の総人口に占める両地区の人口(約42.7%)とほぼ一致する。

但し、3位の店舗数が大きく変わってくる。上位4社が慶尚南道であるのに対し、ミニストップは全羅南道が全体の9%を占める。上述の通り、全慶対立の中で経済発展が遅く、他企業の進出も良くない全羅道で勢力を伸ばしたものとみられる。ミニストップは以下、光州市(6.47%)、忠清南道(6.01%)、全羅北道(5.82%)と南西部の道市が並び、5番目に慶尚南道が来る。

365PLUSは人口比率以上にソウル一極(約7割)であるが、C SPACEはほぼ人口比率通りだ。

余談

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